「道の駅とよとみ」が初代グランドチャンピオン賞 直売所甲子園
全国各地の農産物直売所が日本一を競う「直売所甲子園2009」決勝大会に、山梨県内から唯一進出していた「道の駅とよとみ農産物直売所」(中央市)が14日、最高賞の初代グランドチャンピオン賞に輝いた。都内で行われた表彰式で、豊富農産物等搬入運営委員会の☆(功の力が刀)刀一春会長が優勝旗を受け取った。
審査では、道の駅とよとみが取り組んでいる、生ごみや汚泥から作った堆肥を利用する循環型農業や、スイートコーン収穫祭など消費者との活発な交流が高く評価された。
飯室隆人駅長は「オープンから11年、スタッフや生産者が積み重ねてきた努力が認められ、うれしい」と受賞を喜んでいた。
(写真・上)優勝旗を受け取る農作物生産者の代表(中央)=東京都内
「頑張ったかいあった」 “食と農の拠点”喜びにわく
日本一の栄光を手に-。直売所甲子園2009で、最高賞となるグランドチャンピオン賞を受賞した道の駅とよとみ農産物直売所(中央市浅利)。オープンから10年余り。県内外から多くの消費者が集まる地域の拠点に成長した同施設には、「祝優勝」などと書かれたポスターが張り出され、生産者や職員が喜びを分かち合った。
「家族が受賞したようにうれしい。頑張ってきたかいがあった」。落花生や白菜を搬入している小沢勝子さん(67)は、最高賞受賞に顔をほころばせた。
同直売所は1998年にオープン。スイートコーンを売りに、野沢菜やキュウリ、トマトなどその日の朝に収穫した野菜を180人を超す生産者が持ち込んで販売している。売り上げは年を追って増え、今では年間2億円を超えるまでになった。
オープン時からレジなどを担当している河西美恵子さん(54)は「消費者ニーズに合わせて品目が増え、品質が良くなっていくのを長年レジで見てきた。日本一になれたのは、みんなで協力してきたから」と振り返った。
全国103の農産物直売所が地域貢献度やサービスを競った今大会には、「自らのランクを知り、レベルアップにつなげよう」と出場した。
上位10カ所に選ばれ、13日の決勝大会では飯室隆人駅長が(1)収穫祭など消費者との交流(2)学校給食への食材提供など地域とのかかわり(3)環境保全型農業の推進-の3点をアピールした。
この日、同直売所を訪れ、グランプリ受賞を聞いた静岡市の自営業福島忍さん(61)は「これからはおいしい野菜を買うために、頻繁に立ち寄りたい」と話していた。
受賞を受け、今後、感謝セールを開く予定。飯室駅長は「日本一になれた喜びを、スタッフや生産者だけでなく消費者とも分かち合いたい」と話している。
(写真・下)グランドチャンピオン賞受賞が決まり、関係者らが喜びを分かち合った=中央・道の駅とよとみ
【山梨日日新聞社 10月15日掲載】



