2012年02月17日(金)
古民家を交流空間に再生
東京から北杜市須玉町下津金に移住したガーデンプランナーの石川治子さん(65)は、住まいの古民家を改装し、コミュニティースペース「油屋八ケ岳」として再生しようと取り組んでいる。衣食住をテーマにした交流空間を4月にオープンするのを前に、いち早く18日まで初の企画展「油屋がらくた市」を開いている。
住まいづくりやインテリア関連の会社を経営する石川さんは、東京・台東区出身の下町育ち。昔から田舎暮らしへのあこがれが強く、昨年、下津金地区への移住を実現した。その上で、「古民家に住むだけでなく、都市住民や地域の交流空間にしたい」(石川さん)と考えたという。
石川さんは、以前は雑貨店だった木造2階建ての家屋を借り、内閣府の地域社会雇用創造事業の支援金などをもとに、改装を進めている。コミュニティースペースの名前は、屋号の「油屋商店」にちなんだ。1階の土間部分を開放し、コケ玉作りなどのワークショップやインテリア・生活雑貨の販売、地元産の野菜を使ったカフェ運営などを予定している。
石川さんは4月の開所に先立ち、地元住民にスペースの存在を知ってもらおうと、18日までがらくた市を開催中。昭和期の和食器や古着、アクセサリーなど約5千点を展示販売し、「時間があるときに『油を売る』感じで訪れてもらえれば」と話している。
(写真)「油屋八ケ岳」の4月オープンに先立って開かれているがらくた市=北杜市須玉町下津金
【山梨日日新聞社 2月17日掲載】


