2010年03月23日(火)
アニマルパスウェイ2号機を設置
北杜市と、財団法人キープ協会などでつくるアニマルパスウェイ研究会は22、23の両日で、小動物が道路を安全に渡れる横断陸橋(アニマルパスウェイ)を同市大泉町西井出の県道北杜富士見線に設置する。陸橋を利用する小動物の映像を、インターネットで発信することも考えている。
陸橋は道路などで生息域が分断されたヤマネなどの小動物が、地面に降りないで移動できる。横断中に車にはねられるなどの事故を防げる。2007年には近くに1号機を設置。1号機では約2905時間のモニター録画で、ヤマネやヒメネズミなど1012回の利用を確認できた。
陸橋は幅25センチの銅製ネットで、雪よけ用の屋根や移動用ロープを設置。支柱表面を人工杉皮で覆い、登りやすいように合成樹脂管を取り付けた。屋根は自然環境に合うように茶色。高さ6・4メートルで長さ13メートルを渡し、道路両側の県有林を結ぶ。22日は研究会員の建設会社員ら約20人が陸橋を組み立てた。23日に陸橋をつるす。
陸橋両側にビデオカメラを設置し24時間撮影する。録画映像を、同協会やまねミュージアムがインターネットで世界に発信する予定。夏をめどに約3カ月の季節限定で、1号機か2号機どちらかの映像を発信する考え。同ミュージアムの湊秋作館長は「世界中の人が映像を見れば、環境保護意識の高まりにつながる」と話す。
(写真)横断陸橋を組み立てる研究会のメンバー=北杜市大泉町西井出
【山梨日日新聞社 3月23日掲載】


