昨年十月、中国チベット自治区のヒマラヤ高峰クーラカンリで雪崩に遭い死亡した加藤慶信さん=当時(32)、南アルプス市出身=の追悼イベントが十九日、甲府市徳行四丁目のアウトドア用品店エルクで開かれた。同級生ら約八十人が加藤さんの活躍ぶりを紹介したスライドを鑑賞、故人をしのんだ。
加藤さんの軌跡を地元の人たちに知ってもらおうと、柳沢仁社長が企画。上映したスライドは、明治大山岳部の二年後輩の天野和明さん(32)とヒマラヤに登ったときに頂上で撮影した写真などで、天野さんは「今でも突然、帰って来そうな感じがする。加藤さんの分まで長く登山を続けていきたい」と語った。
二十九日、東京都千代田区で、加藤さんが参加したクーラカンリ登山隊の追悼イベントが開催される。六月には南アルプス市の南アルプス芦安山岳館が、加藤さんの遺品や写真を集めた追悼展を予定している。
(写真)加藤慶信さんとの思い出を語る天野和明さん=甲府市徳行4丁目
【山梨日日新聞社 3月21日掲載】