芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

2012年1 月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

プロフィール


 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。


【山岳関連ニュース】
2012年01月30日(月)

乙女高原の昆虫の生息推移を報告

20120130_018 山梨市の乙女高原の自然保護活動に取り組む乙女高原ファンクラブ(植原彰代表世話人)などは29日、山梨市民会館でフォーラムを開き、高原の昆虫について考えた。
 市民ら約90人が参加。高原の魅力を伝えようと毎年開催していて、今回は「希少昆虫の宝庫 乙女高原は今」をテーマに、神奈川県厚木市郷土資料館学芸員の槐真史さんが講演した。
 乙女高原に生息するコヒョウモンモドキの調査報告数を例に、チョウ類の生息推移などを報告。「減少に歯止めをかけるには、法的な収集禁止対策を講じることも必要」と呼び掛けた。

(写真)乙女高原の虫について説明する槐真史さん=山梨市民会館

【山梨日日新聞社 1月30日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月27日(金)

山梨、静岡の自治体が富士山噴火の図上訓練

20120127_024 富士山麓の山梨、静岡両県の自治体などが26日、静岡県富士宮市内で富士山噴火を想定した図上訓練を行い、噴火時の対応などで意見を交わした。山梨県内の市町村は今後、地域防災計画の見直しを控えており、出席者からは「今回の訓練を参考に噴火対策を充実させたい」との声が聞かれた。
 訓練は、国土交通省富士砂防事務所が主催し、今年で3年目。噴火時の対応を確認し、防災対策に生かすことを目的としている。富士山南西の静岡県側の山腹を震源とする火山性地震が起き、溶岩が流出、市街地へ到達するといった想定で、国や県、市町村が取るべき対応について意見を出し合った。
 「気象庁から噴火警戒レベル3、入山規制が発表されました」とアナウンスされると、参加者は次々に自治体として取るべき行動を書き起こしていった。
 参加者からは「噴火警戒レベル4で全職員参集としている」(富士宮市)などの取り組みの紹介のほか、「国道の通行規制状態を迅速に共有する態勢が必要」(鳴沢村)といった課題についての指摘もあった。
 参加した富士吉田市は「これから市地域防災計画の本格的な見直しに着手する。今回出た関係機関の意見や取り組みも踏まえ、噴火対策の充実を図りたい」(安全対策課)としている。

(写真)富士山噴火の想定をもとに自治体の対応を考える市町村の防災担当者ら=静岡・富士宮市富士山環境交流プラザ

【山梨日日新聞社 1月27日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月27日(金)

西沢渓谷のガイドを募集

 山梨市は、同市の西沢渓谷で観光客の案内ガイドとして活動できる人を2月24日まで募集している。
 ガイドは毎年5~11月の期間、西沢渓谷を1周する約10キロのコースと三重の滝までの往復5キロのコースで、渓谷の魅力を観光客に伝えながら案内する。実地研修も行われるため、未経験者でも業務に就くことができる。
 募集条件は、満25歳以上で5~11月の期間に月1~3回程度のガイドが可能で、研修に参加できる人。市観光課窓口にある申込用紙に記入して同課に提出する。問い合わせは西沢渓谷ガイド事務局、電話0553(22)1111。

【山梨日日新聞社 1月27日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月24日(火)

カモシカ、斜面を下りられず

20120124_019 韮崎市清哲町水上の畑に、脚をけがして数日間居着いていたニホンカモシカが23日、畑の外へと出た。山に帰ろうとしているとみられる。しかし、けがの回復は不十分のようで、沢の斜面をなかなか下りられない姿などを見た住民は、「再び野山を元気に駆け回ってくれれば…」と心配しながら“旅立ち”を見守った。
 ニホンカモシカは体長約1メートルで、左右両脚にけがをしている。15日ごろ、同所の清水潔さん(80)の畑に入り込んできたという。その後、ニホンカモシカは畑にとどまり、清水さんに木の葉をもらいながら休んでいた。
 23日午後には畑から南側にある沢の方に移動。しかし沢の斜面を下りられなかったため、清水さんが水やイチイの葉を与え、地域住民も畑を訪れて、斜面で立ち止まるニホンカモシカを見守っていた。
 清水さんは「ニホンカモシカには元気になってほしい。できるものならば、大きなけがをしているので治療してあげたかった」と話していた。

(写真)沢側に移動した後、あまり動こうとしないニホンカモシカにイチイの葉を与えながら様子を見る清水潔さん=韮崎市清哲町水上

【山梨日日新聞社 1月24日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月22日(日)

甲州で癒やしのハイク

 福島県出身の登山家田部井淳子さんが代表を務めるNPO法人「日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト」(HAT-J、東京)は30日、甲州市の塩ノ山(552メートル)で、東日本大震災の被災者を招いてハイキングを行う。東京近郊で避難生活を強いられている45人を田部井さんが案内。「被災者にハイキングで気分転換してもらいたい」(田部井さん)と話している。

 HAT-Jは、避難生活を余儀なくされている被災者に自然を散策することで元気を出してもらおうと、昨年6月にハイキングの企画をスタートさせた。
 これまでに、裏磐梯(福島県)や天覧山(埼玉県)などを7回散策していて、山梨での開催は初めてとなる。田部井さんの提案で、富士山や南アルプスが眺望でき、登りやすい塩ノ山を登ることにした。
 30日は福島県双葉町などから東京、埼玉に避難している50~70代の夫婦ら45人を招待。避難所となっている東京都江東区東雲住宅や高校から、バスで塩ノ山登山口に向かう。田部井さんの案内で1時間程度のコースを歩いた後は、山梨市内の温泉で疲れを癒やし、ほうとうなど山梨の郷土料理も振る舞う。
 初回は5人だったハイキング参加者は、回を重ねるごとに増えている。「避難先では土地に慣れず、外に出て運動もできなかった」「ハイキングって、こんなに楽しいんだ」。参加者からはこんな声が聞かれるという。
 出身地である福島県の被災者をサポートし続ける田部井さん。「ハイキングを終えた後、参加者がすがすがしい表情になっているのがうれしい。前向きな気持ちになるきっかけにしてもらいたい」と話している。

【山梨日日新聞社 1月22日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月21日(土)

講演会「富士山の魅力」

 山梨県緑化センターが2月18日午前10時から、甲斐市篠原の同センターで開く。
 2月23日が「富士山の日」として制定されたことを記念して開催。山梨学院短大の大久保栄治教授が富士山の自然の魅力について話す。
 定員60人。参加無料。申し込み、問い合わせは同センター、電話055(276)2020。

【山梨日日新聞社 1月21日掲載】


【山岳関連ニュース】
2012年01月20日(金)

けがのカモシカ山へ戻れず

20120120_023 韮崎市清哲町水上の農地に特別天然記念物のニホンカモシカが居着いている。農地を所有する同所の清水潔さん(80)によると、カモシカが姿を見せたのは15日ごろのこと。右前脚にけがを負っていて、山に戻れないとみられる。行政側は「野生動物のため、むやみな保護は不要」と現時点では静観の構え。清水さんは木の葉を与えるなどして回復を待っている。
 農地はヒノキの栽培林で、集落から50メートルほど離れた場所にある。カモシカは体長約1メートル。イノシシ用のわなに掛かったとみられ、けがを負った右前脚を地面に付けることができない状態。清水さんから報告を受けた地元区長の笹本文人さん(61)が18日、県に保護など対応を求めた。
 県教委学術文化財課によると、天然記念物でも治療のため、保護して県鳥獣センターに運ぶことは可能。ただ、地元自治体の韮崎市は「有害動物ではないので、自然に回復するのを待つのが望ましい」と静観する考えだ。
 カモシカはあまり動かず、農地内のササや清水さんが用意した木の葉を食べて過ごしている。衰弱しているもようで、清水さんらが近づいても逃げないという。「元気になって山に戻ってくれればよいが…」と清水さん。笹本さんは「けがは心配だが、今は見守るしかない」と話している。

(写真)右前脚をけがして、農地に居着いたニホンカモシカ=韮崎市清哲町水上

【山梨日日新聞社 1月20日掲載】